ありがとうよルーカス、だが次回のレースでは圧勝させてもらうぜ!!
いや、本当は世界選手権は俺のものになるはずだったんだがな!
どうかな、あのときはチャンスを逃したのではないかね・・・
まだこれからだよ、ジム
あいつらがそうしたのなら・・・俺たちだってやらなければ!幸運を祈る!
そちらこそ!本当にありがとう、寛大な行為でしたが… せっかくのチャンスをやり過ごしたのではないですかね?
いやいや、あなた方に挽回のチャンスを差し上げたということで・・・ しかし我々の強さを証明したにすぎませんよ。
ただ今、過去数年で最も驚くべきグランプリが終了しました・・・」
イエーガーの棄権とホスの中途退場の後、G-リップルズが表彰台の一位に立ちました。」
こうして、ミリ・フェルナンデスがレース初の女性優勝者となりました!まさに驚異です!
フェルナンデス!ご感想は?
意外だったぜ・・・今まで気が付きもしなかったが・・・強いのかね?
弱くはないんだろうが、目立って凄いわけでもない。今日はたまたま運が良かっただけだろう。いつも勝てるわけではなかろう・・・
あ!ホスイエーガーがいるぞ!
ホス!
イエーガー、ちょっと写真を!1枚だけでいいから!
ふん・・・
マシンに何があったんですか、イエーガー?
ルーカス、こっちを向いて、はーい、笑って!信じられない行為です・・・ まさにチャンピオンそのもの!
ミリ・・・!ちょっと待って、訊きたいことがあるの・・・
ジューン・・・
ジューン!ほら、急げ・・・何をのそのそしてるんだ?ホスとイエーガーの共同声明が始まるぞ!
今行くわ・・・
最終レースでは全力で戦うつもりです。こうすべきだと思ったんです。
ルーカスの寛大な行為には感謝しています。
でも次回どうなるかは、わかりません。フォーゴットンパークでのレースは、見事な戦いになるに違いありません。
その一週間後。
まもなく今シーズンのチャンピオンの決定戦が始まります。
イエーガーがポールポジションを獲得しましたが、わずかコンマ数秒の差でホスが後を追います。極めてバランスのとれたレースとなりそうです。
「スタート!」
出だしは好調だ、Doc ・・・
がんばれ、ルーカス! トップにつけ!
ホスのほうが良好なスタートを切ったようです。イエーガーの後にしっかりと付いています。
外側に回ったぞ!
うーむ、あのコーナーは実に狭い!かなり注意しないと・・・
素晴らしい追い抜きぶりです。ホスは出だしからまさに好調です!
イエーガーがぴったりくっついてはいますが・・・
先頭の2台が残りの集団をもう大幅に離しました・・・
先頭の2台は、同じタイムで走っているようなものです。こうなっては、ピットストップ次第の勝負となります!
ホスがたった今ピットに入りました。タイトルを守りたいなら、イエーガーがその間に稼がなければいけません。」
イエーガーは片っ端からラップの記録を独り占めに・・・イエーガーのマシンが通った後は、アスファルトが熱くなっています!
ルーカス、今こそワールドチャンピオンの走り方を見せてやる!
勝利を決め込むにはまだ早すぎますよ、フランク。イエーガーだってそのうちピットストップに入らなければならないはずです。そしてホスより先にピットアウトできて初めて、努力が報われるのです!
ピットストップ!
「はらはらしますね、ジューン。今シーズン全体をかけた勝負です!」
「ホスもすばらしい勢いです。100分の数秒差の接戦となることでしょう・・・」
ピットストップで勝てると思ったら大間違いだぞ、ジム!
まさか!ほんの一瞬でホスはピットインするイエーガーを追い越しました! 」
惚れ惚れするようなレースです!まだ何周か残っています・・・ 番狂わせがあるかもしれません!
ルーカスは力の限り駆っていますが、優勝を目指すなら、アクセルを全開にして走り続けなければいけません・・・
「しかし問題はサーキットが混み合っていることです・・・フェルナンデスのG-リップルズが間もなくピットアウトするとなると、ホスはスピードダウンを余技なくされるでしょう・・・」
「いや、フランク、それは大丈夫だと思いますよ。上位を狙うなら、フェルナンデスは次のラップでピットインしなければいけないはずですよ!」
ミリ ・・・ピットストップだ!
「ところがフェルナンデスは、お構いなしにレースを続けています!」
「予定外のことでしょうが・・・非常に危険な行動です。タイヤがもう限界です。」
おい、何やってるんだ?気でも狂ったのか?せっかくのレースが台無になるぞ!
口出ししないで・・・ 今がチャンスなんだから!
「もはやイエーガーとホスがほぼ並んでフェルナンデスのすぐ後ろについています・・・」
「ジムに予想外に助けの手がさしのべられました。G-リップルズのせいで、ホスが大幅にスピードを落としました!」
ルーカス、おまえは確かに幸運だったぜ・・・だがそうは問屋が卸さないぞ。勝利は俺のものだ!
俺のスピードを落せると思ったらとんだ勘違いだ、この小娘め。
通らせてたまるか!
だめだ!!
無理さ!先頭の座を逃すのも時間の問題だ、この子娘め。
信じられません!フェルナンデスがホスに追いつきました!止むを得ずルーカスはコースから外れました・・・
イエーガーには有利な状況となりました・・・

To be continued...

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その直後
Scuderia Ferrari | We Race Comic 2095 - Chapter 2 - 並外れた素質
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